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髪の現代病

免疫や末梢神経に異常が生じることが原因である円形脱毛症も、ストレスから

起こるトリコチロマニーも、髪の現代病とも言えるもの。


体質の問題だけではない、たくさんの要因を含めています。

そのケースが年々増えつつあるというのは、

果たして何を意味しているのでしょうか。


謎の脱毛症の増加は、単に個人の問題だけではなく、社会全体にわたる

なんらかの警鐘と受け取ったほうがいいのかもしれません。


円形脱毛症の原因とは?

円形脱毛症ができる原因は、これまでだとストレスと言われていたのですが、

そのあといろいろな説が登場しています。毛根の細胞を異物と見なして、

体が自然に排除してしまう自己免疫説。頭皮の末梢神経に不調が起きて

脱毛するという、末梢神経説。ホルモンの不調分泌によるとするホルモン説や、

自律神経の異常が原因という説。


こういった要素が重なったときに毛が抜けるのだという多原因説など、

実に多様です。


この頃では自己免疫説が最有力ですが、気マジメで思い込みの強い人がなりやすい

というデータもあり、ストレス説も捨て切れません。


ストレスの場合は、ウィッグの着用により精神的な不安をとり除くことも効果が

期待できます。さらに、最初は単発でもアッという間に複数になったり全頭に

広がる例もあるので、やはりプロの治療も必要でしょう。軽症の場合は育毛剤を

使って治しますが、重症になると医学的治療が必要で、状況次第では精神安定剤や

副腎皮質ホルモン(ステロイド)を投与することもあります。

いずれもある程度効果が認められた治療法があるので、気長に治療すれば髪が

復活する可能性は充分あります。


ストレスが髪に悪いというのはここまで何度も触れてきましたが、

明らかにストレスが原因と思われる脱毛のひとつに、

トリコチロマニーがあります。


これについては自分で自分の髪や眉毛を抜いてしまうというもので、

大人でもなる人はいますが、小学生や中学生の間で増えていることが問題視

されつつあります。本人も意識していないうちにやっていることなので、

ある日突然髪や眉毛が薄くなっている自分の姿に愕然とする人も多いようです。


原因がはっきりしているという意味では、謎の脱毛症とは言えないかも

しれませんが、心の問題だけに決め手となる治療法がないことや、

「なぜ子供たちが?」という疑問が残るなど、やはり謎の部分が多いのです。


社会が急変するときは、必ず何処かにゆがみがおこります。おそらくは変化の

スピードについていけない弱者が、その犠牲となるのです。成人病にかかる

子供が増えていることは、すでに何年も前から問題となっています。

生活習慣の変化がひき起こしたフィジカルな面でのトラブルが成人病だとしたら、

メンタルな面でのしわよせがトリコチロマニーという形で発症したとも

考えられるのではないでしょうか・・・?


原因不明の脱毛症「円形脱毛症とトリコチロマニー」

丸っこい形に脱毛する円形脱毛症は、男性だけではなく女性にも、若者にも

年配者にも発症します。いつの間にやら突然に髪が抜け始め、進行スピードも

速いのが特徴です。原因は解明できず、自己免疫説や末梢神経説など、

いくつもの説があります。


原因がはっきりしない脱毛症「円形脱毛症とトリコチロマニー」


頭髪のメカニズム自体完全に明らかになっていない状況の下で、抜毛の原因を

明らかにするのはとても難しいことです。確かに原因がわからない脱毛症も

幾つかありますが、その代表的なものとして、

円形脱毛症とトリコチロマニーがあります。


丸っこい形に脱毛することからその名がついた円形脱毛症は、年齢性別を問わず

どんな人でも起こる脱毛症だと言われています。なんの前兆もなく突然脱毛が

始まり、他の脱毛症と比べ進行の速度が速いのも特徴です。


一般的に想像できるのは硬貨大の脱毛部がポツンとひとつできるもので、これを

単発型円形脱毛症といいます。それが複数になると、多発性円形脱毛症。


これ以外にも抜け毛が頭全体に広がる全頭円形脱毛症、眉毛やまつげ、

体毛まで抜けてしまう汎発性円形脱毛症など、

ひとくちに円形脱毛症といっても、症状によってたくさんの種類のものが

あるのです。


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